現在原爆ドームは保存工事を行なっていますが、本日その工事現場の視察を行いました。
昭和41年に広島市議会が原爆ドームの保存を決議して5回目、世界遺産登録後でも3回目の保存工事となります。
当初はクラックの入った箇所を削ってエポキシ樹脂を注入して止水を行なう工法でしたが、今回は細いクラックでも職人技で同質のコンクリートを注入したり、場所によっては漆喰を使ったりと、当時に有った材料を活用しての保存工事を進めています。
今回の上部のドーム型の鉄鋼塗装の色調は、被爆後米軍が撮った写真を参考にして従来より濃いめの塗装となりました。
今回、原爆ドームを最上部から間近に視察させて頂き、貴重な体験をさせて頂きました。
今後も広島市議員の一員として、貴重な被爆遺産の保護に努めて参ります。